とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

ふと考える 世論調査

昨日は謎の人災に遭遇して、頭を抱える残念な金曜でした。

 

不幸中の幸い、加害者以外の方々(仲裁者)がまともだったこともありますが…社会的信用という物の重要性を痛感しました。
自分の日記を読み返したら、某案件は割と最近の話だったようで…仕事であたふたする月とはいえ、記憶の部分だけ反省を。

 

大切な家族が出来たら、公共交通機関の利用については、色々考えたいものです。

なかなかそう無い事案だとは、駅員から聞きましたが…はてさて。

 

仕事では消費者調査、アンケートによく答える身として、世論調査の結果の差異に関する記事に注目していました。

 

支持率とかが10以上ズレてるけど何故似た数字にならないの?という疑問は確かにあって然るべきです。

中には、数字を恣意的に操作してズラしてるんじゃない?なんて声もあります。そこまでしてしまう会社はないと思いますが…

 

結論から言うと、アンケート調査の類は調査の主体が誰か?という点にかなり左右されます。

 

「貴方が一番フライドポテトが美味しいと思うファストフードは?」という調査が以前ありました。

味さておき低価格、店舗数や広告の差もあり、1位はマック(マクド、マクナル)でしたが、一般の企業の調査とマック御自らの調査では、数字に確か差異が出ていたはずです。

 

つまり、調査主体がマックであると分かれば、答える側も忖度、マックだよと答えてあげたくなりますし、マックが嫌いな方はそもそも協力しないでしょう。

ひねくれた方は直に悪口を言ったり、あるいはモスバーガー等を礼賛するかもしれませんが…

 

同じように、新聞等の世論調査も答える側の方が調査主体に抱く印象に左右されます。

政権支持の方々は朝日毎日の調査には答えないでしょうし、読売産経の調査には好意的に回答する。逆も然りなので、社説のスタンスに似た調査結果になってしまう。

 

近い例だと、沖縄知事選があります。

大手2紙がどちらかというと県政与党寄りですから、今月末の知事選の世論調査結果での大差は実態をあまり反映してない…と双方の陣営は捉えているようです。

 

じゃあ、どこの調査が一番正確=本当の世論に近いの?と問われると…実は答えがなく。

共同通信時事通信すら、アンチの方々がいる時勢です。ネット世論は論外ですし…

 

何だか不透明感を残したままになってしまいましたが…

 

与党は与党で支持率結果に一喜一憂せずに為すべき事を為す、野党は目先の支持率向上に飛びつかずに地道に土台を作る。

数字の魔力ほど怖いものはありませんが、そう向かっていけば幸いです。これが中々難しいのですが。