とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

2週間強の夏の甲子園も長かったようであっという間、 今日で終わりを迎えました。

 

猛暑の甲子園改革、 個々の判定の是非がどうという議論もあるかもしれませんが、 まずは第100回大会に死力を尽くした全選手にお疲れ様でしたと申し上げるべきかと。

達成感のある選手もいれば、心残りのある選手もいる。プロや大学、また別な道を選ぶにせよ、 この夏の経験が人生の宝になれば幸いです。

 

他方、アジア大会から帰ってきた選手の話。

 

スポーツは楽しむものと言っても、 代表選手に選ばれて公費で遠征、つまり「仕事」だということ。

後に試合が控え、 そしてこの大会で日本をアピールしなければならない状況で 、飲み会ならまだしも・・・ということ。


何より公式ウェアで外を出歩くことが何を意味するのか分からないことなど、ツッコミ所が多く。
勿論、 協会など監督責任も問われるべきと思うのですが、 だからといって個々人の倫理観が責められないとはならないでしょう。


辞退の話も出てますが、 残るメンバーにとっては折角の晴れ舞台。 最後までしっかり戦い抜いてほしいところです。


公式ウェアで外出という部分で思い出すのが、 よく電車内で見かける光景について。


首から社員証をぶら下げたり、 或いはスーツに徽章を付ける方が結構いるなと。

私の勤め先には着用義務規則はない(携帯して通行時に提示すればOK)なのですが、 企業によってはそんな規則があるのかもしれません。


ただ、外に社名等を提示している場合、自分の立ち振舞いが個人のみに帰属せず社のものと同視される認識が、たまに欠けている人も散見されます。

スマホやSNSに夢中になるくらいなら可愛いのですが 、ドア前を死守すべく他人に圧をかける御仁とか、 故意に攻撃される御仁に社員証がぶら下がっていると少し笑ってしまいます。


業務の遂行能力「は」高いという可能性もありますし、満員電車とは総じてエリアのストレスレベルが高いものですから、いちいち目くじら立てるなと言われたらそれはそうで。

が、組織に所属する個人という意味では、 此度の選手らを馬鹿に出来たものではないかとふと思いました。

※言わずもがな、社員証や徽章を外せばOKという趣旨ではありません。 誤解なきよう。

 

ともあれ、若者らの健闘を称えると共に、自分も座学のみならず、彼らに劣らぬ結果を出したいものです。