日曜の「噂の東京マガジン」でも取り上げられていましたが、ふと月曜の業務中に考えたのが水の話。
何かとアクアク◯ラ、ク◯クラ、プレ◯ャスウォーターとか、所謂ウォーターサーバーを置きませんか?のお誘いをいただきますが、
我が家はやはり水道水を煮沸して使うのが主。故に、上水道が使えなくなると調理にも困ってしまいます。
※災害用に「六甲のおいしい水」を2L程蓄えてはいますが。
実際、水道管の交換工事で断水した時は調理も出来ない…じゃあシャワー浴びるかと思えば水が出ない、とあたふたしたものです(笑)
とはいえ、このように水道管交換が無事に完了出来る地域はラッキーです。
全国には修理が追い付かない水道管が、横一線に並べると地球◯周分もあるとか。
老朽化した水道管を放置すれば、先の大阪地震のように大きな災害が来れば破裂してしまう。かといって、全てを公の力で修理するのは金と時間で難しい。
…という訳で、所有権は公に残しつつ、上水道の運営権を民間に渡して修理を進めようという水道法をいじる動きが出るのも、ある種自然な流れです。
ただ、民間に運営権を渡せば料金が跳ね上がる危険がある、海外では失敗して再公営化した国もある、海外の水メジャー企業が一斉に参入しパイを狙われる、というご懸念もあります。
これらの懸念も確かに全くの間違いではなく。海外メジャーについては既に浜松市の下水道を運営する企業連合に、フランスの大手ヴェオリアグループの日本法人が加入しています。
だからといって、老朽化する水道をこのまま放置して良いという話にもなりません。
反対派には命の水を海外に売り渡すのか!と叫ばれる方もいますが、そこまで行くと言いすぎ感というか、些か表現がオーバーかと。
最終的に双方のバランスが取れた結論を出さねばならないのですが、水道管の老朽化は決して待ってはくれません。
番組では「いつまでもあると思うな親と水道」という研究家の名言もありましたが、近い内に取り組まねばならない話だと思っています。
そんな、水のおはなしでした。