とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

有能な敵より、無能な味方

永田町はQT(クエスチョンタイム)、党首討論に沸いた水曜でした。

午前に不信任案否決とか色々やっていたのですが、同じ60分でも話題性が違いますね。

 

※一部で記名投票(議員が白/青の木札を壇上まで持って投票)を「くんくんタイム」と呼ぶのは驚きです。確かに◯◯君◯◯君とうるさいですね(笑)

 

QTはよく返した答弁もあれば、余計なことを言ってしまった部分も。それでも幹事長の失言をカバーした部分は流石でした。

永田町慣れした私の周りは軽視してましたが、アレはかなり不味い発言。故に、今日のカバーは素直に評価しています。

 

仕事色ばかり強いネタを振っても、飽きられてしまいますが…

 

タイトル通り、「有能な敵より、無能な味方」が怖いと思うことが多々あります。今はネット社会、ボヤが大火に変わるご時世。

粗探しをする人も如何なものかと思いますが、隙を見せる人も警戒というか感度が足りぬものです。

 

大事な人がいるなら、大事な物を背中に負っているなら、己の一挙手一投足で揺らぎを与えてしまう。

今はいち事務方ですが、人生で少しずつ階段を登る中で、反面教師に頑張りたいものです。

 

…こんな話をすると「そうだ!後ろから撃つ奴は最低だぞ!特に…」という方が寄って来るのですが、

 

無能な味方には困ってしまいますが、私は有能な味方が異論を述べる、ベクトルの違う意見も出せる環境があるのはとても良いことだと思います。

 

皆が常に同じ方向を向く団体というのも不気味ですし、不平不満を代わりに言ってくれる方がいるのはガス抜きになります。

上の人も、異論を許容することで周りに自分の器を示すことが出来る。ある種win-winなものがあります。

 

がん患者を軽視した発言に対してがん罹患経験者から異論が出るのも、喫煙者の配慮に欠けた発言に対して嫌煙者から異論が出るのも、健全な証ではないかな、と。

あまりに配慮なく近い味方を撃つ人はどうかと思いますが、主義主張に隔たりある人ならば、異論もあって然るべきかと。

 

後ろから撃つというと、一部では反射的にこの方が思い浮かぶそうですが、

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誤解されやすいだけで、よく知ると人情味ある方だと思っています。話を聞いていても、学者に劣らない深みがある。

当ブログは出過ぎた発言は謹んでおりますが、石破先生と政調会長様の秋のご健闘を祈っております。後者はまだ分かりませんが。

 

※スタンプは50コイン余ったので買いました、中々可愛らしいです(笑)