とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

押すな侮るな

仕事がつい忙しく、コロンビア戦が終わるまで職場に居座ってしまいました。

水曜も朝が早いので、帰宅後は風呂・就寝のみになりそうです。確実に命を削っていますね…

 

コロンビア戦おめでとうございます。友人知人から議員先生まで熱狂的サポーターがおり、また一個人として試合に注目していました。

嬉しさあれど、まだ初戦であること、開始早々得点機妨害でハンドリングした選手が退場処分になっていたこと、何より残るセネガル、及びポーランド戦も格上への挑戦であることは忘れてはならないでしょう。

スポーツに限らず、何事も勝って兜の緒を締めよ、というものです。油断とは、常にする側が悪いのですから。

 

…ゆめゆめ油断をしてはならない。

最近の私の仕事は、まさに当てはまる話です。

 

政治界隈にいると定数増について感覚が鈍ってしまいますが、誰だって出費は避けたい。金を出せと急に頼まれたら、Why?と聞き返すものですね。

そこでいくら高尚な理念を一心に説かれても、自分にフィットする説明であれば頷けないものです。

 

以前、ある方面から出資の依頼がありましたがお断りをしました。良かれと思って持ち込んでくれた彼には申し訳ないのですが。

それでもこの歳になると出資、つまり出費には何らかの理由付けをせねばならないものです。そして納得しなくばNOと言う。

理由を問わずポンとお金を出せる相手もいないことはありませんが…彼女や坊やは、今話題の「特定枠」的な別格ですからね。

 

選挙制度改革に関しての最新の所見はまた土日にしっかり書き上げますが、どうあれ定数増が絡む話は侮ってはならないものです。

火中の栗を拾わされる自民も、内心比例拡大にニヤつく他党も、国民世論を侮らぬよう。

 

疲れからかダシにしてしまいましたが、日本の勝利は素直に喜んでいます。

人格面で苦手な選手もいないことはありませんが、それでもミーハーに日本代表を応援したくなるものです。

 

されど、応援を周りに強要する、応援しない人の自由を奪うのは、また違う話です。青一色の情報を見るとたまに感じますが…

興味のない人もいる、騒がしいのが嫌いな人もいる、他国に勝って欲しい人もいる。そうした自由も認められるべきと、私は思います。

 

私は私なりに応援しますが、その姿勢を友人や将来の家族に押し付ける気もないし、願わくば彼らからも強要されたくない、そう思った夜中でした。