昨日は福井県出身の先輩方と、北陸郷土料理の店に行っていました。
日本酒を飲むとついつい悪酔いしたりと、翌日に響いてしまうのですが、福井県の「九頭龍」は飲みやすく二日酔いもなく…日記を書きかけで放置するミスはありましたが。
福井県は百人一首が盛んという話を聞き、なぜ実母が百人一首を幼少期にやたらプッシュしてきたのかよく分かりました。とはいっても私も不真面目で、大学に入るまでかの世界観に触れなかったのは今でも悔やんでいます。
ほかにも油揚げの消費量1位の話など。私がお豆腐料理大好きなのは、福井県民の遺伝子が私にも着実にある証左かもしれません。
大変勉強になり、そして歓談を楽しめた食事会でした。先輩方の知識や人柄を見倣い、後10年ちょっと経ったら、こういう40代になりたいものです。
さて、GWが終了して早2日、五月病に悩まされている人が多いのではないでしょうか。
事務方とて例外ではありませんし、真面目に取り組みながらも少しばかし欠伸が出るのはご愛嬌というものです。
仕事の合間に眺めていたニュースから某卓球の政治利用の件でも書こうと思いましたが、私がより注目したのは大手ファストファッションのZARA・H&Mのモヘア素材使用中止の記事。
モヘア素材の元となる山羊について、劣悪な環境や虐待が南アフリカで認められたので、動物愛護の観点から大手衣料会社が同素材を使用しないことを決めたという話です。
アンゴラ素材でも以前中国のウサギで似た中止事例があったそうですね。
もちろん、動物虐待はあってはならないのですが…
以前、卵の話(ケージドエッグとフリーケージの話→http://toarujimukata-s.hatenablog.jp/entry/2018/02/13/223412)をした通り、この手のやり方はどこまでやるのか、私だったら少し悩んでしまいます。
儲かっている癖に虐待三昧なら話は別ですが、経済的な余裕がなく劣悪な環境になってしまっている可能性もあるので、
素材不使用で経済的な打撃を受けると改善どころかますます劣悪な環境になってしまうのでは、とも考えていました。
欧米はその辺り、思い切りが良いというか決断が早いのですが…見方によっては需要で現地を焦らせた加担者とも見えます。若干、怒られるかもしれませんが。
結局は他国の事例ではありますが、今後日本国内のケージドエッグに対する風当たりの話、あるいは五輪で使用する日本食材に制限がかかる話になると、あながち、他人事ではないかもしれません。
不足している現状の言い訳をするわけではありませんが…この手の類の話はやはり、最初のルール・メイキングに関われるか、後から加わるのかというのも大きな要素ではないかと、ふと思っています。
それにしても、連休が長かったこともありまだまだエンジンがかからぬ部分もあります。
一面だけを捉えてアクセルを踏み込まないように、気を付けていきましょう。