とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

35万

帰りがけにファッション雑誌を購入。

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表紙は開襟シャツ。来週からは衣替え、徐々に春から夏に移行するのだなと感じました。

 

さて、タイトルはブルゾンなにがしさんのネタではありません。億ではなく万。

今日は「麻生財務相のスーツは35万!無駄遣いだ!」と一部の界隈がワイワイしているネタで、ファッション好きの上司と盛り上がり。

 

結論から言えば、私は「フルオーダーで作ればその位は行くんじゃない?」という意見です。

財務省憎しのご意見はさておき、その攻め方は悪手だろう、あんま服にお金をかけない方なんかなーと。

 

何にお金をかけるかは、人によりけりの話。

スーツ、ベルト、靴、鞄、時計、ネクタイ…といったファッション系に限りません。カメラや旅行、スポーツや音楽…極論、パチンコなどのギャンブルやスマホゲーの課金もそうです。依存系はちょっと褒められませんが…

 

たとえば音楽。弦楽器が数十万〜数百万かかるといって、購入する人を「無駄遣い!」と非難するものでしょうか。私はしません。

洋服だって好きな人はこだわりたいもの、自分が身につける以上なおのこと。

 

よく「アイドル◯◯◯の私服は何万円!」というネタをまとめリーダーで見かけますが、そんな話題になるものかなと。

まあ、未成年が数十万する服やアクセサリーを身に付けていたら些か将来が心配にはなりますが…いやいや、パターナリズムは余計なお世話かもしれません。

 

確か堂本光一さんだったかな…かつてアイドルが高価なシャツを見て「高くね?布だぜ?」といった話もありました。

この見方も、またひとつの正義。これを貧乏性だ、イケメンだから(何着ても大丈夫だから)言えるんだと非難するのもまた違うと思います。

 

話を35万のスーツに戻しますが…

上司曰く、色々こだわったスーツらしいので、本来ならもっと高く付くけど財務相はお得意様だから、35万で「済んでいる」という噂も。

気に入った生地を持ち込んでのオーダーとか、私にはまだまだ届かない領域です。流石の一言ですね。

 

時計を見ているとつくづく思いますが、やはりファッションというのは青天井ですね(汗)

いやはや、底なし沼に嵌まらないように大切な友人や、将来には未来の家族とも話し合わないといけませんね。

 

全身をハイブランドで固める、というのも成金臭がする、着こなし良くなるとは限らないものです。やはりバランスあってのこと。

上司曰く「明るい茶色のブランド革靴を履いていてオッ!と思った奴がいたから、見上げるとベルトは真っ黒なんだよ〜」と。確かに、靴がダークブラウンならさておき、明るい茶色ならベルトも茶色に揃えてほしいと私も思います。

 

そして、背伸びはしないことです。見栄張っての分割払い、借金的に購入するのは後々良くない結果を招きます。

かつて米大統領が日本に「他国の借款を受けてはダメだ。借金で得た大金はすぐに使い切り、また借りたくなってしまうものだ。」と助言をしたそうですが…ファッション沼でクレカ破産も割と少なくはないようです。

※確か、18代のグラント大統領だったかと。

 

話が逸れに逸れましたが…

こだわる人はこだわる、こだわらない人はこだわらないもの。そこを無駄遣いと批判するのは視野が狭過ぎやしないか、とだけ。