とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

蛇蝎

久々に金縛りに遭遇したので、今朝方は日が出る前に目が覚めてしまいました。

 

金縛りといっても新しいパターン。湿った大蛇に体の上にのしかかられたような感じで、目を開けられない、腕も動かせない…

大蛇の臭い吐息が顔にかかり、今にも噛み付かれるのではないかと恐怖が増幅する…ネットで話題の「嘘松」(作り話)のようで、本当に遭遇したお話です。

 

何度か金縛りに遭ったものですが、真相は睡眠の質が悪いことに由来する睡眠障害が原因とも言われています。レムとか、ノンレムとかの類ですね。

残念ながら人外の仕業ではありません。まあ、毎月の家賃額を考えたら、◯◯◯号室って事故物件です〜とか今更言われたら怒ります(笑)

※私は現物件にもう1年以上暮らしています。

 

タイトルの「蛇蝎」とはヘビとサソリ、つまり人に毛嫌いされる物を指す言葉です。使い方も「蛇蝎の如く嫌う」など。

 

私個人としては、あまりヘビもサソリも嫌いではありません。不用意に近付いて毒でやられてしまわないか、という心配は勿論ありますが。

文化的な面でも、私は巳年(ヘビ年)の生まれです。故に可愛らしいイラストなど、古くからヘビに親しむ機会は割とありました。

サソリについても、実母や大切な友人が蠍座の生まれです。美川憲一さんの歌の通り、「蠍座の女」の方は一途で一生懸命な方が多い気もします。

 

経験豊富で悪賢い様を指す「海千山千」という熟語がありますが、男の子が憧れるドラゴン=龍も、海と山で千年生き抜いたヘビの進化だ、という伝説もあります。

海千山千の話がなくとも、優れた赤外線の受容器官(ピット)を持ち、目や鼻以上に発達した「第六感」をフル活用して獲物を捕らえるヘビは、かなり進化した生き物ではないかと。

 

そう思うと、ヘビもあながち悪い生き物ではない、好かれやすくなるのでは、とふと考えたりしています。

現代になっては、「蛇蝎」は死語なのかもしれませんね。

 

では現代における、蛇蝎にあたるのは果たして何か?を考えると…mosquito/cockroach/flyの三巨頭から選ばれるのではないかと、私は思います。

後は最近熱帯の病気を振りまくslug/snailあたりでしょうか。不快害虫の蜘蛛あたりは外れるのでは。

※文字でも名前を見たくない方用に、英語表記にしています。特にG(cockroach)。

 

とりあえずは、我が身が誰か、特に近しい方々にとって「蛇蝎」とならないよう、くれぐれも気をつけねばと思います。

遠い方々にとってもそうなってはならないですが、やはり近い大切な人とはすれ違いたくないものです。

 

さて、冒頭に睡眠の質の話をしましたし、そろそろ軽く身体を動かしたら、クラシックを聴きながら寝るとしましょう。

優秀なスピーカーが、早速大活躍中です。