とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

とある早生まれの感想

本年度もあと1週間を切りましたが、皆々様はお元気でいらっしゃるでしょうか。

私は週末に花粉症で鼻と喉をやられてしまい、まだまだ体調がすぐれません(鼻が詰まる→口呼吸になる→喉を痛める)。

 

イケメンで有名な在原さんは「世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」と謳ったそうですが、

俗世間に生きる私の場合は「世の中に たえて花粉の なかりせば 春の心は のどけからまし」と叫びたい一心です。

いやはや、くしゃみと咳ばかりしていないで、この時期にデートを申し込めるくらいには回復したいものです。

 

花粉症の不幸自慢?はさておいて…

 

この時期に後輩が誕生日を迎えたことが仕事中話題になりました。

後輩はラグビー部出身らしくガタイの良い、クッキン◯パパの主人公のような外見をしているだけに、飛び交うのがこの言葉。

 

「早生まれなのに」

 

わが国は4/2〜翌年4/1をひと学年にするので、4月生まれ(1日除く)の子は早生まれの子に対し1年近いアドバンテージを得ることになります。

たかが1年とは侮れないもので、スポーツ選手の数を見ても、確かに早生まれは少ないというのはデータにも反映されているようです。

 

ここまで読むと、最近の「謎の早生まれ叩き」と誤解されるかもしれませんが、実は私自身が早生まれのひとり。

とはいえ学業で不利を感じたこともなく、高校入試や職場で指摘されても「そんなのハンデにならんやろ」とスルー。

データで見て、「へえ、確かに3月生まれの人少ないなあ」とようやく知った位です。

 

世の中には、4月や5月に上手く出産を合わせるとか、逆に2月や3月に生んだ親が子に謝る風潮もあるそうなのですが…結局は個々人の努力により跳ね返せるものではないでしょうか。

早生まれだからと批判されたり、逆に憐れみの目で見つめられたりするのは、なんか違うような気がするのです。

「謎のホイ卒叩き」同様、マウントを取るネタに困っているなら看過しますが…ちなみに私はホイ卒でもあります。

※ホイ卒叩き=幼稚園卒に比べて保育園卒の子は育ちが悪いという謎差別

 

スポーツ選手は早生まれが少ないといえば少ないのですが、いない訳ではありません。

かのPLのKKコンビ、桑田真澄さんは早生まれでも人一倍活躍されました。誕生日が同じ有名人としてリスペクトしています。

 

私自身、人よりは小柄で球技の才はからっきしですが、代わりに負けず嫌いな性格と、勉強や恋愛など目標に向かって自己研鑽する才を得ました。

早生まれ=ダメという決めつけは、確かに早生まれが時間的に不利なことは否定しませんが、個々人の才にまでは影響しない些事であって、浅はかに思えるのです。

 

この早生まれを気にする風潮も、私が上に立つ頃には無くしたい、いい加減に見苦しい叩きは終わりにしたいですね。