とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

CD、買いますか?

日曜日は先日の日記(http://toarujimukata-s.hatenablog.jp/entry/2018/02/13/012030)に書いたマクロスのライブに行って来ました。

諸事情で最後まで居られなかったのが実に残念ですが、このご時世ですし録画映像などで補完したいと思います。

 

今晩はそんな、音楽のおはなし。

 

「正直、CDだけ売る時代は終わったと思う。ライブを開いたり、グッズを売ったり…でも、僕の周りはまだまだCDでの勝負に拘るんだ。」

 

以前、とあるミュージシャンの方がこう言っていました。

私自身は、音楽はピアニカやカスタネット程度の心得しかない(義務教育経験のみ)ですが、この方の意見も分からないこともなかったり。

 

もう音楽=CDを買ったり、貸借したり、休日ショップで聴いたり…という時代ではなく、動画サイトでPVを見たり、或いは定額聴き放題サービスでスマホに落としたり、の時代。

私もちょくちょく気に入ったアルバムなどは、購入→iTunesスマホへ、とやりますが…CD全体の購入額は下がっています。まして世間一般は尚更。

だからこそ、発言主さんのようにシフトして、付加価値で勝負するスタイルでないとこの先の時代は厳しいかもしれません。

 

そんな冬の時代にCDの売上を倍増させる魔法、所謂「握手会商法」には賛否両論がありますが…

 

時代の変遷に加え、大量購入されたCDが廃棄されている事実がある以上、もう売上に拘るのはやめれば良いのに、と思う他方、

CD業界を守るためには仕方ない部分、ある種の必要悪?的な部分もあるかもしれないと思っています。

 

それでも、いつまでもAKB様々に依存すれば、必ず痛いしっぺ返しが来る…いつかは、割り切らないといけない。

かのフロッピーディスクも、一部の業界を除きほぼ無くなりました、新しい戦略を考えないとこの国際化のご時世で一人負けしないか、些か不安になるのです。

 

ただ、ミュージシャンの方々としては、グッズの売上じゃなく純粋に音楽で挑みたい、それはやはりCDの売上なんだ、という信念もあると思います。

聴く側としても、B'zのように聞き惚れてしまうものを作りたい、と思う作り手の気持ちは尊重したいし、そんな気概でやって欲しいですね。

 

生意気に、色々書いてしまいました。

どうあれ、これからも良い音楽を、家族や仲間、大切な人と楽しめますよう…