とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

夢と現実

1日、間が空いてしまいました。

仕事が充実し、良くも悪くも緊張感のある日々が続いています。ちょっとした休憩時についウトウトしてしまうのは猛省事項です…

 

 

疲れて家に帰ると、身体を休める目的もさながら、ぐっすり寝て夢を見るのが楽しみだったりします。

夢の世界はバラエティに富んでいます。現実になってほしい程ハッピーな展開もあれば、襲われて死を覚悟する位のホラーな展開、あるいは意中の方に結婚式に招待されるショックな展開も。

 

夢の世界が持つ甘美さから、「見たいものだけを見たい」、「私はずっと夢の世界に居たい」という意見も、ちらほら見かけます。

昔の「世にも奇妙な物語」シリーズでは、人々が辛い現実を捨て、眠って夢の世界を見続ける(現実はロボットに代行してもらう)世界が描かれていました。

VR=仮想現実の技術も進み、体験出来る事項が増えれば増えるほど、そのような声は増していくのかなとも思います。

 

でも、私はずっと夢の世界に居たい、とは思いません。

 

「人生の1/3は睡眠」というのは当たり前といえば当たり前ですが、なかなか深い意味がある気もします。
1/3と、現実と夢のバランスが取れているからこそ、不足を感じながらも奮闘する現実があるからこそ、夢の世界は美しいのではないでしょうか。

 

もちろん、考え方は人次第です。

「見たいものだけを見たい」と思う気持ちは、他者の現実を侵害しない限りは自由だと思うのです。

 

 

話がやや変わりますが…

 

現実を見つめることは単純作業なようで、なかなかバランスが問われていると思います。

特に対人では過小評価、侮ってはダメですが、過大評価、美化が過ぎるのもいけない。自分の理想を押し付け、ありのままの相手を見ないのはいつか綻びが出てくる。

 

自分に長所短所、美点欠点があるように、他人にも長所短所、美点欠点がある。それを理解した上で、他人を見られるか。

良い所しか見えない内は、まだまだ相手を理解しているとは言えない。勝手に美化レンズを肥大化させないよう、気をつけないと。

 

逆に、他人のあら探しばかりする、悪い所ばかり見てしまう卑屈な方になってもいけません。悪い所しかない純悪の方というのも、そうそういないもの。

勝手に僻目レンズが肥大化してないか、こちらもゆめゆめ気をつけます。

 

さて、そろそろ準備して、夢の世界へ。