Amazonの話を友人としていた際に、Amazonが無人コンビニ「AmazonGo」を作ったという話を思い出しました。
「これなら、客と手を触れたくない店員さんも気が楽だろうな」と思う反面、「いや、店員の仕事自体がそもそもなくなるんじゃ…」という所から、色々と考えてみました。
消費者側からすれば混雑せずに買い物が出来るのは、明らかにメリットです。
お昼時のセブンやローソンには長蛇の列が出来ますし、そこで決済に戸惑うものなら厳しい視線が背中に突き刺さります。かといって繁忙期を避ければサラダは全滅…
勝手に決済をしてくれるなら、こちらが警戒をするのは買い過ぎの恐怖だけ。かなり気が楽、というものです。
あとは補充の問題。繁忙期のサラダを確保していただけるなら、米国企業の利便性に正直浮気したくなる気持ちはありますね。
※セブンやローソンも元は米国発祥ですが、現経営者は日本人、国会や議員会館にも店舗があるので、当日記では日本企業とします。
ただ、埼玉在住時代にお隣の「セコマ」こと、セイコーマートを愛用していた1人としては、日本のコンビニ業界がやはり心配になったりもします。
ただでさえ、セブンやローソンなどの非直営、フランチャイジーの店舗の方々は弱い立場。すぐ近くに直営店を立てるやり方の是非はさておき、不振時に非直営店が真っ先にその煽りを受けないかは心配です。
それでも、負けない工夫をあれこれと考えるのが日本人の底力。
セブンやローソンでも、力の入れどころが店長次第で違うなど差別化を図っていて、同じ看板でも中はバラバラと中々面白いものです。自宅付近のセブンは地方の野菜や不知火(≒デコポン)が売っていたりもします。
「AmazonGo」という黒船襲来にも、ただ白旗をあげるのではなく何かやってくれるだろうと期待し、明日からも商品を購入して応援していきます。
それにしても流石はAmazon、「AmazonGo」も購入履歴を分析してしっかりレコメンドしてくるそうで。抜け目のなさは感心します。
AGFA(Apple、Google、Facebook、Amazon)の強みはこういった個人の世界を、より広い場へ繋ごうとする価値観でしょうか…尊敬をしつつも、負けっぱなしではいられませんね。