とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

ふと思う 不倫の話

今年も有名人の誰が不倫した、誰が不倫した…と早速不倫の話が出ています。

個々の案件についての話はさておいて、不倫についての意見を少し。

 

まず、私は「不倫する奴はクソ」と思ってます。

表現が汚いのはそれだけ侮蔑の対象なんだね、と看過してください。

 

独身故に尚更感じるのですが、「好きだと思う相手と付き合えること」「そこから結婚という高みまで行けること」自体、ある種の奇跡又は贅沢とまで言えると思うのです。

その魅力こそが、他人の結婚式に行って門出を祝う原動力になっていると私は感じます。妻側が赤の他人でも、心からおめでたいと思えるのは輝くものがあるから。

「モテない独身者の僻み?」という反撃には、「私は大切な人だけにモテたいんですよ。」と返しておきますね(笑)

 

離婚をしたくても、肉体的暴力その他の事情で逃げられない中、支えになってくれた異性と…みたいなケースなら、情状酌量というか、些か分からなくもありません。

でも、それ以外は「なんで離婚しないの?」で終わる話ではないでしょうか。婚姻関係は崩したくない、でも自分の欲に逆らえない、というのはいかがなものか。

 

こんな話を別サイトでしていたら、以前「女性は子供が産める年齢が限られてるんです!」とコメントを貰いました。

ならば、旦那さんと協力すれば良い。旦那さんが病気などの事情もないのに、欲求を正当化するのは余計にタチが悪いかと。

 

ここまでは、不倫良くないよ!の話。

 

報道でそれを拡散する、有名人の誰が不倫!とテレビから連日聞こえるのは、また別な不快感を抱きます。

世間一般の不倫と同様、不倫の当事者間、有名人なら事務所やスポンサーとか関係者のレベルで話せば足りる。ヒソヒソ話でも萎える不快感を、メガホンで態々拡散してどうするのか。

 

人間性も問われるべき政治家の裏切行為ならともかく、落語家やタレント、俳優や女優、芸人、ミュージシャンの不倫を聞いても、市井の行動は変わるかというと、大して変わらない。

国民の「知る権利」は政治性0のこんな話には行使するものでもありません。かの有名人が国政選挙に出馬!なら話は変わるかもしれませんが。

 

「週刊誌が好きそうなリアルプロレス=煽って楽しい現実のいざこざ」が、テレビ業界に一気に移った気がします。特に、かのセンテンス=スプリング事件以降。

これはテレビ離れに伴う視聴率至上主義の過熱とか、番組制作会社が似たような所に依頼しているとか、色んな理由があると存じ上げておりますが、いずれも宜しくはない話です。

同じキャッチーなネタに、各媒体が絡み過ぎ。ちゃんと棲み分けをすれば良いのに、不倫も、相撲もそう…共感を得やすいネタも流石に限界が見えています。

 

不倫は絶対に良くない、非難されて当然。これは常にそう思いますし、私も絶対に不倫しません。

だからと言って有名人の不倫を、見つけ次第に次々と報道する現状も、決して歓迎はいたしません。もう少し伝えるべき内容があるでしょう。

 

以上、アラサー独身男性の意見です。

不倫を忌み嫌う方にも、ご理解いただけたらば幸いです。