とある事務方の備忘録

いち事務方の「私はこう考える」ブログ

雨と北陸の日

日曜は午前に所用を済ませた後に浦和まで北上し、美容室に。

 

前職時代からの付き合いの美容師さん(♂)と、サッカーや政治の話をしていたら、ふと…

「実家が富山なんですけど、お寺が多いんですよー」

今更ながら、もう2年の付き合いですが完全な埼玉人だと思っていました。まさか、同じ北陸人だったとは…

 

昨日は同じ世界に生きる友人達だからこそ共感が出来て、楽しい時間が過ごせましたが、

逆に今日は、接客業かつ技術で生きる違う世界に生きる方だからこそ、新しい示唆や時事ネタへの反応が分かり、視野が広がるものです。

 

この先も許される限り、美容師さんとは長い付き合いをしていきたいものです。

ふむふむ、次回は交通会館の富山県のアンテナショップの話でも振ってみようかな。

(アンテナショップの話→http://toarujimukata-s.hatenablog.jp/entry/2018/04/01/235958

 

北陸と言えば、今日は新潟県知事選の投開票日でした。

花角英世氏が勝利した速報も聞き及んでいますが、先ずはどの陣営もお疲れ様でした。

 

何を争点にするかは作戦とも言えますが、対岸から見ていると何の為の知事選なのか?という疑問は拭えない日々でした。

原発政策はさておき、現政権への信任や女性知事を争点にするのは、新潟県政への信頼を一から取り戻す為のリーダーを選ぶんちゃうの?と。

※米山県政を全て否定する気はありませんが、辞め方が辞め方でしたので…

 

ただ、当事者にはそうは言っていられない、背に負った期待に応える為に、形振りに構ってはいられない事情もあります。対岸にいるから、私は言えるというのもあります。

どうあれ、元副知事の経験を持つ花角新知事の手腕に、福井にルーツを持つ一北陸人として、期待したいですね。

 

美容室の後は、近くのベローチェで勉強していました。今週末、来週末にいくつか試験が控えていまして。

 

そういえば…このベローチェから大切な友人に軽率なメールをして、怒られたのはもう3年前なのかと、ふと思い出しました。

自分の名前に誇りを持つというのは大事な意識だと思います。幸い、キラキラネームを付けるような家には生まれなかったので、これからも大事にしていきます。

 

夫婦別姓選択の話もありますが、私は出来れば同姓を…と話したことを思い出したのは、また話が膨らむので、ここまでに。

行動する力

金曜日も各地を転戦する一日でした。

 

改めて音声を文字起こしすると、あるプロジェクト関係での先生方の強い意気込みを耳にしました。

理論と現実はまた別物であって、全てが上手く思い通りとなることはあり得なくとも…来年に向けて、共に行動していきたいものです。

 

流石に連日の疲労もあり、土曜日の朝はスロースタートとなりました。

 

目覚めの電話が、入院していた中学時代の恩師からの退院報告だったのは驚きました。嬉しさで眠気も吹き飛びました。

(治験関係から内容に疑問符が付いてますが)ドラマ「ブラック・ペアン」を楽しむ傍らで、心臓手術で入院中の恩師が気になり…

 

入院と聞いてついお見舞いに動いたのが年初でしたから…半年の入院生活、お疲れ様でした。

もう15年近く前になりますが、受験の辛い時期を支えていただいた方です。無事に退院出来たこと、心から嬉しく思います。

来月には足を伸ばして、ご実家にご挨拶に伺おうかなと。

 

夕方からは、地方議会関係の友人と合流し食事に。

この友人が、知性と裏腹にセンスがあるというか、行動力に溢れた友人で…お店のチョイスが実にタイムリーでした。

 

先日「TOEICのリスニング中に、貧乏ゆすりで音を立てるべきではない」という日記を書いた矢先、少し反省すべき事案もありました。

自分の発する音/気配が、他者の集中力に迷惑をかけていないかは、ゆめゆめ考えないといけません。

 

夜は国交省の友人も合流し、軽いカフェに。

 

ついつい前のめりな話題になってしまいましたが、幾ばくかの不安を感じている気持ちは理解しています。

行動した結果が宜しくないのでは、マイナスを恐れるのは、生物として然るべき反応。勇気と蛮勇は似て非なるものです。

 

今日は会話で行動力というフレーズを使いすぎましたし、自分は自分、他人は他人です。

されど自分から動いていく、変わっていく覚悟を持たなければ、世界とは中々変わらないものだと、私は思います。

 

もちろん、これは私にも当てはまる話。

蛮勇でも停滞でもない答えを、常に追い求めていきたいと思います。

 

明日は、都内で私用の後に、埼玉に北上し床屋政談です。

ガーナ、スイス戦や、「ケイスケホンダ」等のサッカーネタに、贔屓のサッカー好きな美容師がどう食い付くのか…少し楽しみです。

血と汗と涙を流せ

昨日(身体的に)胸が痛んだのにも関わらず、今日は朝昼に全力疾走を数度も強いられた1日でした。

大事なメールに返信が遅れて凹んだり、とある議員間の感情問題に振り回されたり…

 

走るたびに『日常』の名台詞、「命を燃やせ」が頭に浮かぶのですが…正直私の場合、本当に寿命を削って力に変えている感がしなくもありません。

仕事も大事ですが、やはり長生きはしたいものですね。オフの時間はゆっくり身体を休めて、回復したいと思います。

 

夏が近付いて、汗を流すシーンが増えました。ギャツビーやAg+、8×4などデオドラント系の活躍するシーズンですね。

私はシートを携帯して、スプレーは自宅と職場にそれぞれ1本ずつ配置しています。

 

汗を掻く姿を一生懸命と評価する人もいれば、やはり不快に感じる人もいます。臭いが付いてしまうと尚更です。

早めにケアして、周りに迷惑をかけないことが大事だと思います。特に対人の業務があるなら清潔感は不可欠。

 

ようやくエアコンが動かせるシーズンにもなりました…が、やはり電気代が気になります。

職場なら他者にも恩恵がありますし、極論職場負担だから使いやすいのですが、自宅ではまだまだスイッチは押せません。

 

扇風機は古風ながら、電気代が浮く1人暮らしの必須アイテム。

実家時代も使いましたが、直撃風を受けながら寝ると心臓が止まるぞ!と怒られたものです。

 

心臓が止まるのは誇張ですが、乾燥するというのは本当です。一度、消し忘れで寝てしまって喉がボロボロになってしまいました。

古くない扇風機にはタイマー機能も付いてますし、皆さまくれぐれも顔に直撃状態で休まないように…

 

熱中症の被害も騒がれる世の中です。サウナや我慢大会でもない限り、暑さは耐えるものではなく抑えるもの。

皆々様、無理だけはくれぐれもなさらずに。己の体力を過信して、得することは殆どありませんから。

胸痛む日々

今日は仕事中に少し(身体的に)胸が痛むことがありました。

 

痩せてからはあまりない現象でしたが…身体に疲れが溜まっているのかもしれませんね。

適度にリフレッシュして、身体の負担を和らげていきましょう。

 

胸が痛む、といえば5歳の女の子の虐待事件…亡くなる前に「ひらがなの練習」で書いた両親への謝罪文を見ました。

読むだけで辛い気持ちが伝わる文章で、子が親を選べなかった悲しい事件だと。どうにかして助けてやれなかったのか、悔やまれる話です。

 

話題のYouTube広告ではありませんが…虐待やDVの類の話は、どこで加害者側のリミッターが外れてしまうのか、胸糞事例からも目を背けず学ばねばならないものかと。

声を上げられない被害者、暴力に耐えることを選んでしまう被害者を如何に救うか。他人事ではなく、引き続き思考を巡らせていきます。

 

他、ライターの河辺さや香さんのコラムを読んでいて、子を持たぬというのも立派な選択肢であるという意識が、どうもわが国は薄いような気がします。

共働き故に駄目、体質的に駄目、金銭的に駄目という他に、持たないという自主的選択も本来許されて然るべきでしょうが…

 

コラム内では結婚していると「子はまだか」と迫られるシーンがあるとありましたが…

確かに保守的な、「子を残して当たり前」の価値観が未だに世に蔓延しているような気がします。少子高齢化の焦りだからではなく。

※ここ1年の議員の炎上発言しかり。

 

国家にせよ私企業にせよ、子どもが多いことはメリット>>デメリット。過度に期待するのも理解できます。

それでも、一番は当事者の意思。私も価値観を押し付けることなく、未来のパートナーと相談して未来を考えていくつもりです。

 

火曜水曜と、市井(世間一般)と政界の空気のズレ、ギャップを感じることがありました。

以前も書きましたが、加齢や経験と共にセンスを磨く他方で、慣れや先入観の類でセンサーを鈍らせてしまないように、よくよく考えていきます。

Fascinate

真面目なネタが続いたので、プライベート話を今日はお送りします。

 

同高同大の友人、お笑い芸人の「山口おべん」が、本日開始の吉本坂46第四次選考に挑むようです。

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選考が進むほど厳しい戦いになりますし、今回のテーマはなかなか男子不利なテーマ。

第三次選考同様に、出来る範囲ではありますが拡散などで協力して行こうと思います。

 

 

吉本坂46以上に話題なのが本家総選挙。毎年6月辺りでしたね、そう言えば。

私はCDを買ったりモバイル会員になったりはしない局外中立勢ですが…焦り過ぎて、ファンもアイドルも色々と誤った言動をしない事を願っています。

 

既に、一部燃えている案件もあるようですが…

 

永田町の世界に居ると感じるのは、一票一票の有難み。一人一票だからこそ、託してくれた方の有難い気持ちが込められています。

たかが一票、されど千票万票も一票から。この有難みは、仮にどんなに偉くなっても忘れてはいけないと思います。

 

一人複数票が認められる故に、結局は資金力の勝負になりがちな本家総選挙は、ついつい一票の有難みが忘れられがちになります。

されども、一人の千票より千人の一票を目指すべき仕事。初めの頃の純粋な感謝の気持ちを、忘れないで欲しいものです。

 

…まあ、本家総選挙は色々と大人が煽ったり、商戦に巻き込んでいる面があるので、若い少女達が判断を誤るのは全て自己責任とは言えないのですが。

 

逆にファン側の心理、「これだけ投票したんだから…」と見返りを求めてしまうのも…同情はしますが、やはり宜しくはありません。

かつてのTO(トップオタ)の方には、屈折した思いの末に残念な結末を迎えた方もいたようですが…

 

ファンとは楽しみの「fun」ではなく、狂信的の「fanatic」が由来。憧れ抱く「ファン」であり続ける限り、理解・対等関係に至らないのです。

もちろん、自分の所持金をどう使うかは自由。しかし、応援以上の情を抱くなら…ファンに浸るだけでなく、我が身を磨くことを怠ってはならないと思います。

 

…いや、私も他人をどうこう言える身分ではないですね。引き続き精進していきます。

夢や理想を抱くだけでなく、現実に変える努力を重ねていきましょう。

改革という名の後退

数日前から話題になっている「参議院選挙制度改革」について、一個人として私見を述べたいと思います。

色々考えましたが、やはりこの話題から逃げてはならないと思うのです。

 

昨週火曜辺りに新聞報道で、

・埼玉選挙区の定数+2(6→8、つまり1回に4人)

比例代表に拘束名簿議員+4

というニュースがありました。

 

飛ばし記事にしてはバカな事を言っているなーと思っていたら、どうやらマジの話だったようですね。

 

事務方の一員としては、上の決定に従う身ですのでどうこうは申しませんが…

一個人としては、この案を本気で通す気ならばタイトルの通りの感想です。

 

参議院については、投票価値平等を衆議院よりは後退させても、広く全国の意見を拾うべきと思うので、まず埼玉を+2する意味が分かりません。

これが更なる較差是正の取組です、とPRしたいのでしょうか。計算上は3倍を切るらしいですが、子どもの数字遊びの領域です。

 

更に合区解消、という最大の旗印はどこに行ったのやら。

救済措置としての拘束名簿2枠(合区のうち、県代表を出せない方の県用に)としたら、他党に党利党略だと非難されて当たり前。

ただですらスピーカーの大きい維新や立憲に、批判する口実を与えてどうするのやら。

 

定数増という結論自体は仕方ないだろう、と私は思います。

むしろ242の中で較差どうこうでやりくりしてきた涙ぐましい努力に敬意を表しますし、合区というカードを切るまでの限界に来ていたのも事実。

 

ならば2合区解消に+4して、

参議院は全都道府県から必ず1人以上の代表を出す!区割りを見直せとか、最高裁や弁護士連中は黙ってろ!」

くらいの公選法・国会法改正をする→選挙後の憲法改正の方が、公選法附則にある「抜本的な見直し」に当たるのではないかと。

 

正直この改正案で一番トクするのは、党代表が弁護士さんのあの党でしょう。

較差問題にこだわりがあるのは、前から聞いていました。幹部が当確する埼玉選挙区定数+2が悲願だったことも。

較差にうるさい友党さんを交渉でなんとかするのが、自民の腕の見せ所じゃないかと思ってはいましたが…

 

確かに公選法改正で合区を解消してしまえば、憲法改正の口実、必要性が弱まる面もありますが…だからといって合区4県を放置して良い訳はない。

 

単なる観測気球…国民民主党辺りから譲歩を引き出す技である事を願っています。

再始動

6月初の日記になります。

皆々様、今月も宜しくお願い致します。

 

今日は昼から、かねてからお誘いのあった「全国刑務所作業製品展示即売会(第60回全国矯正展)」に行ってきました。

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中はさながら家具店に違わぬクオリティの家具やレザー製品、木工品などなど。

イートインスペースには、月形町(北海道樺戸郡)の「まんまるトマト」というトマトジュースも。これがなかなかあっさりして癖になる味です。

 

家具は気圧されましたが、靴はそれなりに興味を持っているジャンル。展示会中央には眼を見張る見事な革靴がいくつか。

思わず財布の紐が緩みそうになりますが、牛革ベルトなど、最小限に…木製のカスタネットはリズム感を養うためです(笑)

 

言わずもがな同展示販売会は単なるバザーではなく、各地で行われている刑務作業への理解を深めるイベントです。

中では法務省関係のパンフレットも配布され、性格診断等の企画も行われていました。

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どうしても脛に傷がある人、過去に一悶着があった人は色眼鏡で見えてしまうのは、不可避と言えば不可避なのかもしれませんが、

やり直そうと前を向く人、既に前に向かって進み始める人には、周囲からも後押しというか、励ましの言葉がかけられる世の中であってほしいものです。

 

私も、あまり偉そうな事を言えるような過去や経歴ではありませんが、ある出会いで前を向き直すことが出来ました。

私のような思い当たる節がある人も、そうでない人にも、理解が進みますよう。

 

閉会後は少し足を伸ばして、将門塚に。

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首塚というと物騒な感じもありますが、人生をかけて勝負し、関東平野を席巻した英雄の眠る場所と考えれば、有り難みあるパワースポットでもあります。

 

ひとつだけ、自分の人生をかけて成し遂げたいことをお願いさせていただきました。

とはいえ初めから他力本願で行くのではなく、引き続き自己研鑽に励み、スキルを高めていきます。大事な事ですからね。

センス

久々に記事の閲覧順位を見たら、この数日のネタを受けて順位が上がっている記事がありました。

例の件については色々思う部分ありなので、後ほど改めて私見を書かせていただきます。

 

 

日本にはお年寄りを労れ!という意味で「亀の甲より年の功」という一見意味が分かりづらいことわざがあります。

こちらの英語版は「Sense comes with age」、私はまだこちらの方がしっくり来ます。

 

直訳すると「センスは年齢と共に身に着く」になりますが、こちらは必ずしも当てはまらないものです。

むしろ経験が邪魔をする、センスを鈍らせたと思った事例が今日ありました。

 

詳しくは語れませんが、私が看過していたあるネタが、実は予想以上にネットの関心を集めていたと聞きました。

(私は男性ですが)性別の違い、身分の違いで関心事は違うものです。同じ人の、同じ言動を見ているのに、反応は全く異なるという。

 

都会在住者のひとりとして、少し認識の甘さを思い知らされました。

大切な友人にも日々懸命に働いたり勉強していたりする女性がいます。彼女らの期待に応えるためにも、視野は広く持たねばなりませんね。

 

さて、今日で5月も最終日になります。

GWがもう数ヶ月前かのような錯覚です。濃い仕事をさせていただいている、と喜ぶ場面なのかもしれませんが。

※正直、この1週間が濃すぎたのですが…

 

嬉しい話もあれば、悲しい話もありました。

公私いずれでも期待に応えられた話もあれば、実力不足に後悔した話もありました。

 

明日からはもう6月、すっかり夏の季節になります。

反省すべき点は反省し、でも凹んだまま進まず気持ちを切り替えて仕事に、家族や大切な友人らに向かい合っていきます。

 

年を重ねようと、この先何があろうと、初めての時の純粋な気持ちを忘れずに。

何が、誰が一番大事なのか。組織の一員として働きながらも、それは決して忘れずに。

回転する傘の話

この2日間、中々堪える仕事が続きました。

 

自分の実力不足も悔しい所以ですが、それ以上に理想と現実が乖離していることが悔しいものです。

…とはいえ、悔しさや苛立ちを振り撒いたり、誰かに依存するのはまた違う話です。ここまでにしましょう。

 

雨が降りましたが…たまには損得さておき雨に濡れたくなる日もあるものです。

 

…雨といえば。

 

先日、日傘を使う女性の話を友人としたのですが、他人どうこうの前に自分の雨傘をどうするのか、先に考えねばなりません。

骨の金属疲労で壊れた折りたたみ傘。新しい雨傘を携帯し易い折りたたみにするか、丈夫さを優先して長傘にするか…さて。

 

よく飲食店やコンビニなどの入り口には傘置きがありますが、私はあまり傘置きに自分の傘を入れません。

ビニール袋がある時は必ず入れますが、ない場合には床を濡らさないよう、傘の雨水を可能な限り切って、必ず携帯するようにしています。

 

理由は「盗難防止」に尽きます。

ビニール傘は特にそうなのですが、昔から「傘置きの傘を遠慮なく持ち帰る族」という、謎の人種がいます。

言わずもがな立派な泥棒なのですが、何故か皆傘だけは遠慮なく盗むという。雨に打たれる事を防ぐ目的意識が、罪悪感を薄めるのでしょうか?

 

もちろん、ロクに傘を携帯しないで毎回出先でビニール傘を買って帰る人も、家計的にも置き場所的にも宜しくはない方です。

ならば、出費を抑えるために他人様の傘を遠慮なく盗むのではなく、自分のお気に入りの傘を必ず持ち歩くようにすれば良いのに。

 

傘置きに限らず、この傘という盗まれ易いアイテムを盗まれない工夫として、持ち手の部分に名前を書くというのがまず浮かびます。

ただフォーマルな仕事で傘を携帯したり、逆にプライベートで好きな女性に会う際に、持ち手に名前が書いてあるのも些か気恥ずかしく。

最近話題の忘れ物防止電子タグ、「マモリオ」がもう少し寿命が長く+有効距離が広がるなら解決策になるかもしれません。

 

いずれにせよ、傘泥棒の魔の手を払いつつ、新たな雨傘と長い時間を過ごしていきたいと思います。

バイアス

仕事の関係で「自由で公平な〜」という枕詞をよく見かけた一日でした。

この一週間、この枕詞と付き合わねばならないのは、果たして幸か不幸か。貴重な経験になりそうです。

 

公平と言えば…

たまに人の議論を側から眺めていると、「私は公平な見地(立場)から〜」と自らのたまう御仁をお見かけします。本当なら大した話です。

 

生きる限り、ヒトにせよ他の動物にせよ、経験を積み重ねて判断力を培うのだから、何かしらのバイアスは働きます。心が無色透明なのは、赤ん坊くらいなものです。

他己紹介で「あの人は公平だ」と言われるようにはなりたいものですが、自ら「私は公平だ」と言うようにはなりたくないものです。

 

そういえば、土曜に食事した旧友との会話の中で、認知バイアスが話題に上がりました。

人間が求める情報は単なる事実ではなく「自分の判断を正しいと認めてくれる」事実であり、利害関係や希望でその判断は歪められている…という話です。

 

例として、自動車のHPを閲覧したり、あるいは市井の評判を調べたりする人は、買う前よりも買った後の方が多い、というネタがあります。

自分の大金叩いた選択が間違ってなかった、という情報が欲しい故に、この行動に結びつく形になるんだと。

 

しかし、自分の欲しい情報だけ求めていたら近視眼的になるのは言わずもがな。時には、この認知バイアスに逆らって、厳しい現実から目を逸らさない強さがなくては。

特に今後、大切なものが増えていくなら、尚更都合よい情報だけ求めてはいけませんね。目を甘やかさないようにしましょう。

 

目が疲れたからPC閉じて帰ろうかな〜と思ったところ、昔の同僚から謎の助けてLINEが。

 

ggrks(グーグル使って調べろよ)と思いましたが、私もスマホを買った時にあれこれ設定について友人に頼ってしまった過去から、丁寧に対応してみました。

案の定、頼れそうだから依存する構えを見せ始めたので、この方の将来、特にネット社会でカモられないかが割と心配だったりします…

 

いやいや、昔の自分を思えば、他人のフリ見て何とやらですね。素直に猛省。